宅建業免許の初更新を終えて ~独立から5年を振り返って~

 先日、和歌山県庁の南別館にて、宅地建物取引業免許の初めての更新された免許証を受け取ってきました。独立して早いもので5年。書類提出の手続きをしながら「もうそんなに経ったのか」と感慨深い気持ちになりました。

 不動産業界で独立する際は、正直なところ不安も大きかったです。和歌山市を中心に地元のお客様に支えていただきながら一歩一歩積み重ねてきました。もちろん順風満帆とはいきませんでしたが、幸いにもこれまで大きなトラブルや業務停止、裁判沙汰などもなく、無事にここまで来られたのは、ひとえにご縁をいただいた皆様のおかげだと心から感謝しています。

 この5年間で本当に色々な方と出会いました。土地を売りたいというご相談、戸建や中古マンションを購入したいというご依頼、また相続や資産整理といった人生の大きな節目に関わらせていただいたケースも少なくありません。どのお取引にもそれぞれの物語があり、私自身もたくさん学ばせていただきました。ときには難しい案件もありましたが、お客様と一緒に悩み、解決していく過程が私にとっては大きな財産です。

 不動産業は「人と人とのご縁で成り立つ仕事」だとあらためて実感します。物件を仲介するだけではなく、その先にあるお客様の暮らしや人生設計に深く関わるお仕事だからこそ、信頼関係を大切にしなければなりません。だからこそ、5年間大きな問題なくやってこれたのは、お客様、同業の方々、そして地域の皆様のご協力の賜物だと思います。

 今回の宅建業免許の更新は、自分にとって大きな節目となりました。「ここからが本当のスタート」と気を引き締め直す機会でもあります。法律や規制は年々変わっていきますし、情報もスピーディーに更新されます。私自身も常に学び続け、時代に合わせて柔軟に対応していく姿勢が必要だと感じています。

 また、最近ではインターネットを通じて物件を探す方が増えています。不動産屋として現地を丁寧にご案内することはもちろん、ブログやSNSで地域の情報を発信することも大切だと思い、こうして文章を書いています。「和歌山市 不動産」と検索して当事務所のことを知ってくださる方も少しずつ増えてきました。これも新しい時代のご縁の形だと感じます。

 おかげさまで、これまでの5年間で数多くの不動産売却・購入のお手伝いをさせていただきましたが、私の目標はまだまだ先にあります。次の免許更新はさらに5年後。その時には独立から10年を迎えています。今は「11年目に向けてがんばります」という気持ちで、また新しいスタートを切ります。

 不動産は一生に一度の大きなお買い物になることも多いです。だからこそ、お客様に安心して任せていただけるよう、これからも誠実で丁寧な対応を心がけていきます。そして、不動産の売却や購入を通して「頼んでよかった」と思っていただけるような存在でありたいと思います。

 和歌山市やその周辺で不動産の売却・購入をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。これからも地域に根ざした不動産屋として、一人ひとりのお客様に寄り添いながら歩んでいきます。

 これまで支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします。

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